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立正大一浪

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一浪して立正大

さんの書評2020/07/17

NHKの黒人への人種差別

NHK教養番組「私のこだわり人物伝」で取り扱っているジャズ界の大御所、黒人のマイルス・デイビスの誕生日が放送批評懇談会で第45回(2007年)ギャラクシー賞奨励賞を受賞番組内でみっともないほどに間違っている。人物伝を作成するのだから、取り上げるマイルス・デイビスの誕生日くらい、制作段階で調べないのだろうか?「5月25日」は有名な間違い。NHKに苦情しても一切、回答はなく、これを根拠に受信料の支払い拒否は可能。 1983年出版の「マイルス・デイビス―誰も知らなかった帝王の素顔」では、ジャズ・ジャーナリストの児山紀芳氏に「世間じゃ私の誕生日を今だに5月25日と書いているようだが、5月26日が正しいのさ。もう40回も訂正してるのに」と述べている。40回訂正しても理解しないのがNHKの教育番組とテキスト制作部である。 マイルス・デイビスは、「5月26日なのに自分の誕生日を5月25日」と間違えることは、黒人である自分に対する黒人への人種差別だと何度も主張してきた。日本人の人物伝、例えば、石原裕次郎や美空ひばりで誕生日を間違えていれば、NHKは即座に訂正すると思うが、黒人のマイルス・デイビスの場合、訂正要求無視、それがNHKの黒人への人種差別なのは間違いない。 この番組を担当した、NHKディレクター田中涼太と制作統括の大森龍一郎は、反省も訂正もする気がないようだ。テキストも間違いだらけ。例えば、128ページの後に挿入された写真で「75年に来日したときのステージ」と書かれているが、これはまぎれもなく1973年の写真(デビッド・リーブマンが左にサックスを持って写っている。1975年の来日公演は、黒人のソニー・フォーチュンがサックス担当)。 NHKは、今からでも、ギャラクシー賞奨励賞の自主的な取り下げを申し出て、会見を開き、学歴詐称講師の経歴を調べ「TBSでは上智大学中退と放送しましたが、NHKが調べたところ、立●大学中退でした。東京芸●大学からも欠陥講義の指摘で教壇追放されていました。人物伝で誕生日を間違えるという大きな誤りを訂正し、賞の取り下げを申し出て、謹んでお詫びします。」とNHKの全国ネットの放送で清く謝罪すべき。 このデタラメなマイルス・デイビスのドキュメント番組制作者とテキスト制作部には、NHK人気番組にあやかって「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という言葉を是非とも贈りたい。そもそも、何をもって「知るを楽しむ」なのかが知りたい劣悪極まりないテキスト一冊。百害あって一利なし。

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さんの書評2020/07/13

岩波書店は落ちぶれたのか?

岩波書店ともあろう出版社が、このように明らかな剽窃、パクリ行為に気付かないとは落ちぶれたものだ。 パクリはAmazonのレビューですでに指摘されている。 ジャズの生誕地、アメリカのチャーリー・パーカー研究の第一人者、Lawrence Koch 著「Yardbird Suite: A Compendium of the Music and Life of Charlie Parker(Bowling Green State University Popular Press)」におけるrelative major の分析を盗用している。「relative major」 とは、通常、イ短調に対するハ長調のことを指す。ラドミのAm を三度で積み上げてできた(ラドミソ)ソシレGmajをrelative major とは普通言わない。relative major を「和声の三度堆積」で導く分析は、Koch氏独自の世界観で彼自身の学説。 本書の剽窃技法は、Henry Martin とThomas Owens の二人をチャーリー・パーカー研究の代表のように紹介し、パクリ元のLawrence Koch の名前は書籍の中で全く語らないもの。バレないとでも考えたのだろうのか? アメリカで最も有名なKoch 氏の「Yardbird Suite: A Compendium of the Music and Life of Charlie Parker(Bowling Green State University Popular Press)」の予備知識がないまま、この畑違いの剽窃書籍を出版した岩波書店の無学さ、怠慢さには感服した。深井 智朗氏の「ヴァイマールの聖なる政治的精神 ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム」に続いて、剽窃発覚、出版停止、回収書籍になるべき一冊。図書館からも撤去されるべき。

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