みんなの書評

さんの書評2017/01/06

改訂版は用例も豊富で写真もキレイ。いろいろな物を塗ってみたくなる本です。

どこをどう塗ったのかがわかるよう、かなり詳細な写真な写真が掲載されているのが嬉しい。
どうしてこうなってんの??みたいな塗り方も、実は…な種明かしもきちんとされていて、アイデアに唸ることしきり。塗りはDIYの中で比較的力がなくても出来るし、少しの労力でものすごく明らかに効果が出る分野なので、ちょっと始めるのに最適なジャンルだな~と思っているので楽しいです。
塗り方の細かいハウツー写真は改訂される前の本より用例が増えていたり、新しく取り直されていたりして、見ていてホントに楽しいですね!
塗り分野は男性向けのガチ系と女性向けのふんわりナチュラル系に二分されている気がしますが、最近工業資材を使ってのアーバン系塗りが台頭してきているような?気がするので、今後この分野がどっちにいくのか、楽しみですな~。こちらにも確実に女性が進出してきた結果、ナチュラルな家具やシンプルな室内に合うパステルカラーや、ナチュラル系の淡い渋い色のバリエーションが増えたり、一度塗りで早く乾く塗料が出来たり、床にも使える汎用性の高い塗料が出来たりと動きがあって、それもまた嬉しい限り。体に負担のかからない、伸びのよいコスパのいい塗料が開発されたり、海外のメーカーのペンキが入手しやすくなったりするのもありがたいです。
今回の本はいままでのシリーズよりもかなり女性のユーザーに寄っている感じがするので、このシリーズが今後どうなるのか楽しみです。
写真のデザインやレイアウトも、いままでの本よりかなり洗練されていて、見ていて楽しいです。
ハウツー本は「これいいな~!」と楽しく気持ちよくならないとやる気にならないので、その点でこの本はかなり楽しめる本だと思います。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2017/01/04

アニメもすごく出来がよいのでオススメです。

2016年末にアニメ一挙放送したので原作読んでみました。基本映像化作品は既読以外はアニメ見てから読むことにしております。ということでようやく読めました~!おかしいなー前に四六判図書館にあったと思ったんだけど、データの上ではなくなっているので紛失したのか、除籍したのか。どっちかな?
それはさておき、米澤穂信の出世作は事件シリーズの裏表のようで、とても面白く読みました。アニメではすごーくよく恋に落ちた瞬間がわかったんですが、原作小説でも割とはっきり恋に落ちててなるほど~~と思いましたね。
さらさら読めるのがこの作家の持ち味だと思うのですが、そのさらさらの間に確実な毒素を仕込む手腕はすでにしっかり確立されていて、青春って甘いだけじゃないよなぁと改めて思いおこす次第です。
何も出来なくて、何かを考える時間はあって、手足はあるのに飛ぶ手段がない、そのもどかしさ。大人になって手段を手に入れると、それはあまりうまい使い方が出来るだけのものでないこともわかるけれど、それは入手したからこそ言えることなんですよねぇ…。
それにしてもタイトルの意味がああだったとは、やられましたわ…。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2017/01/032いいね!

宮部みゆきの未完の名作



あるところに、とても有能な人がいました。
その有能な人は、多くの人々の役に立ちました。
何十年もの月日が経ち、その有能な人は、この世を去りました。
多くの人が、有能な人の死を嘆きました。そして、思いました。

肉体は滅んでも、その類まれなる能力だけでも、失わずに済む方法はないか?と。



私は小説でも、漫画でも、映画でも舞台でも、歌舞伎でも
表現媒体は問わないけれど、我を忘れてのめりこむように、作品の世界観に浸っている時間が好きです。
そんな、日頃の多くの事から開放させてくれて、我を忘れる程のめり込ませてくれる、私がとても好きな作品の1つをご紹介します。
その作品は、宮部みゆきさんの小説「ドリームバスター」です。
漫画版も出ているようですが、私が読んだ事があるのは原作である小説のみ。

このコメントの最初に書いた文章は、ドリームバスターの内容説明、というにはまだまだ説明が足りません。
このコメントでは、あらすじは省かせて頂きます。

「ドリームバスター」の魅力は、緻密なストーリー展開と、様々なバックグラウンドを持ったキャラクター達が、魅力だと思います。
だけども完結巻が、待てども待てども出ない。
調べたら、掲載誌が休刊だそうで。

いつ、最期の巻が出るのか分からないけど
終わってしまわない今を、ポジティブに楽しもうと思います。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/12/281いいね!

悪癖の科学

この本の著者はイギリスのキール大学の講師であり、「悪態をつくことによって苦痛を
緩和する」研究で、イグ・ノーベル賞を受賞している専門家で「性交渉」、「酒」、「悪態」
などについて、社会的に悪いと言われていることにも効用があるのではないか?
と問いかけているものである。
それぞれの実験結果から客観的な結論を導き出すためにその反証実験も紹介されており、バランスの取れた内容になっている。

「第1章 相手かまわず」
クーリッジ大統領夫妻の会話から「クーリッジ効果」と言われる性行動の現象を表す言葉が生まれた。交尾を繰り返し、消耗しきり今までのメスでは反応しなくなったオスでも新しいメスの登場で瞬く間に蘇ることを示す言葉
「第2章 酒は飲め飲め」
ラット御殿からモルヒネに関する常習性を実験しており、常習性は環境もしくは身辺からのストレスから起こり得るものであることを示していた。
「第3章 チョー気持ちいい」
悪態をつく言葉を口にすると痛みに大勢が向上した。
また厳粛な場(学会など)で口にする少しの悪態は信頼性を向上させるもの
「第4章 アクセルを踏み込め」
運転でスピードを出しすぎる理由が2つ提唱されていた。
刺激欲求性:女性より男性に強い傾向があり、スカイダイビングなど刺激が強いものに惹かれる
フロー理論:目新しさと課題を克服した達成感が楽しい気持ちを作っている。ほかのことは忘れて課題に没頭し、課題をこなす「フロー」状態(ゾーンに入った)になり、それらをクリアした際の達成感を味わいたいからとした。
「第5章 恋をしましょう」
恋はただの幻想に過ぎず、その要因となるものはほぼ興醒めなものであり、それを達成するためには複雑で難しい作業をこなす必要があり、肉体的・心理的・社会的にも害悪を与える場合がある。でもたとえ恋がそんな危険な行為だとしても、いくつかの効用はあるらしいです。ちなみに愛と恋は勿論異なります。
「第6章 もっとストレスを!」
第4章アクセルを踏み込めに近い内容であるが、より死に近い状態を論じている。
つまり、走馬燈は本当に起こるのかそれは脳内でのみ起こることなのか、実際に時間が長く感じられているのかを証明しようとしたが難しいものであった。
「第7章 サボリのススメ」
連続して集中し、勉強するより短いタームを何度も繰り返して時間を使う方が効果的である。
「第8章 ダイ・ハード」
臨死体験から幽体離脱が本当にありうるのかを調査したが、証明できなかった。
但し、死ぬ時が訪れたとき重要なのは「後悔なく自分に正直に生きること」である・

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/12/111いいね!

ヨーロッパ、イスラム、北アフリカの大きな歴史の流れを掴むには有益な本である。

前回を読んではないが、今回はその前回言及していない地域の歴史を紐解き、どのように国が形成されたのかを分かりやすく論じている。
扱う地域はアフリカやアメリカ大陸、エジプトやインド、ドイツとイスラム諸国である。
その中には綱がありとして中国も含まれているが、如何に地域を論じようとしても歴史的にはやはりヨーロッパ諸国が中心であり、それに繋がるイスラム諸国との関係が大部分である。
イスラム諸国の歴史的な流れ、特にイスラム教がどのように布教していったのか?それに対してヨーロッパ特にカトリック教会を中心としたローマ教皇や十字軍との争いは非常にわかりやすく、世界史を勉強していない者にとっても入りやすいものとなっていた。
またイスラム教の中でもシーア派とスンニ(スンナ)派の違いと成り立ちに始まり、その後の発展やそれぞれの国の建立は詳細に説明されており、現イスラム教徒によるテロ行為を理解するのに役に立つ部分があった。
但し、著者は歴史学者ではないため語尾が「~であろう」など推論として締めくくっており、詰めの甘さを感じた。
また歴史を学ぶことにおいて詳細な地政学的、経済学的なアプローチが少なく、近代のEU諸国、アメリカとが仕掛けた政策の裏側への言及・踏み込みが少なく若干の物足さを感じる部分があった。
また今後、経済発展が見込まれるASEANに対する示唆が乏しく、残念であった。
特にイスラム教がインドやマレーシアで信仰された原因を「異国からやってきたイスラム教徒がかっこよく見えたから」とはいただけない。
では、なぜインドにはイスラム教が二番目に多いのか?なぜヒンズー教がいまだ多いのか?マレーシアではイスラム教が最も多いのか?そのほかの海洋貿易で栄えた東南アジア諸国とどこが違うのか?
専門家ではない著者に多くを期待するのは酷だが、残念であった。
しかし、全体的には各国様々な歴史があり、同時進行で進む時間軸をぶつ切りではなく、一軸としてまとめあげる手腕には舌を巻くものがあり、著者の咀嚼能力・表現力の高さを垣間見れ、良書と言える。
個人的には、以前に読んだロバート・D・カプラン著『地政学の逆襲 「影のCIA」が予測する覇権の世界地図』の方がより詳細に論じており、こちらをオススメする。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/11/213いいね!

癌と戦っている方、支えている周りの方に読んでほしい1冊。


身内に癌になった者がおります。
その事がきっかけで、癌の事を調べたりするようになりましたが
そもそも、癌についての基礎知識がないので、調べていて怖くなる事が多い。
まず、最低限の基礎知識が欲しい。
基礎知識もないのに、判断しようとする事ほど、危ない事はないと思う。
特に、治療の為に抗がん剤を使ったら、数日後には亡くなってしまった、なんて内容を読んでしまうと、怖い。
身内の治療のメインが、抗がん剤だからです。
抗がん剤って、治療に必要だから投与するんでしょ!?
抗がん剤って患者さんを殺す為なの!?
・・・なんて、不安になりましたが
今回ご紹介する、癌と長い事戦って完治した歌手、より子さんは
何度も抗がん剤を受けて、完治しました。
まさか、今の状況になるとは思わずに、10年以上前にこの本を読んでいましたが
読んでいて良かったなーと思います。
本人も、最近起きた、事件の事もあり抗がん剤を怖がっているので
この本を本人に貸してあげたいのですが、私が「ここにある筈」と思っている所にあるとしたら、出すのがかなり面倒くさい。
でも、なるべく早く、本人に渡そうと思っています。

身内は、希少癌です。
症例自体が少ないので、データも少ない。
希少でない癌と、希少な癌の違いも、そもそも分からない。
身内と同じ癌と戦った方の本はありますが、私の調べた限り、闘病記を出版されている方は、亡くなられています。
ご冥福をお祈りします。
身内が患った癌になって亡くなられた方もいますが、完治して、元気に過ごしている方もいます。
身内は幸い、早期発見する事が出来たので主治医からも「完治できるよ」と言われています。
悪魔でも可能性が高い、に留めた方がいいと思うので、その身内が「完治した」と診断されるまで
しょっちゅう笑わせに行こうと思います。

希少癌ではありませんが、癌と戦い治した方のお母さまと本人の著書です。
歌手よりこ。さんの本です。
著書の大半は、お母さまから見た、より子さんや
お母様と、より子さんの周りの人達の様子が、描かれています。
章毎に、より子さんの絵とエッセイも掲載されています。
最期の方では、10ページ程だったかな?という位の、より子。さんのエッセイも載っています。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/10/212いいね!

ユーモアと優しさは、世界平和に繋がっている!


読んでいる最中、正直思った事は「どうして自分に害を与えた人を、助けてあげなくちゃいけないの?めんどくさい。」と、思いました。
と同時に、この本に書かれている事は、誰もが実践できる事だけれど、人によっては強い抵抗感を感じる人もいるだろうし、何より、優しさと強さと広い心が必要だと思いました。
この本に書かれている方法は、読む以前から、自然と実践していた方法もありました。
他に以前、人からされて凄く不快感を感じた方法が、相手と言葉遊びをする事に繋がる事を、新鮮に感じました。
攻撃的な方法を取らずとも、嫌な人・苦手な人に対する世界平和にも繋がる対応を提示してくれる内容です。
こちら、日本では新鮮さのある方法ですが、原著を出版しているアメリカでは、著書で提示している方法がどの程度浸透しているのかが、気になりました。
監訳者・奥田さんが参加されていた国際的なシンポジウムの書籍コーナーで販売していたのを手に取ったのが始まりだと書いてあるので
日本では馴染みなくとも、アメリカではある程度ポピュラーな考え方なのだろうか?と、思いました。

私自身も、いじめは経験しています。
この著書の方法で対処できるような、言葉による暴力を受けた事もありますが
一切証拠が残らない、陰湿ないじめを受ける事の方が多かったです。
後者のパターンの場合、残念ながら、著書の方法で打開する事は難しいと思います。
対処できる状況は限られますが、著書に書いてある方法を知っているか知らないか?で大きく違ってくるのは確実だと思います。
少人数の人でも、「いじめられっ子の流儀」に書かれている事を実践する事によって、いじめられっ子もいじめっ子にも、ポジティブな変化が生まれます。

著書に書かれている方法は、対処できる状況は限られますが、子供だけでなく、大人の世界でも通用する方法です。
読んだからと言って、すんなりできる人と、そうでない人といると思いますが、「いじめられっ子の流儀」に書かれている方法がある事を知るだけでも、損はないと思います。

今回、こちらの著書を読んでいて
「言葉」の持つ力の大きさは、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも、強力である事を改めて知りました。
深刻に捉えられるいじめが、ちょっとのユーモアで自分を守り、同時に、いじめっ子を助けられる事にも繋がる事になる場合もある事を、知りました。

「いじめられっ子の流儀」を読みながら思い出したのが、従姉がいじめっ子に取った対応。
従姉が中学生の時です。
従姉はとても美人だったので、やっかまれる事が多く、苦労していました。
そんなある日、従姉のクラスメイトが、従姉の身振り手振りを、真似してきたそうです。
従姉にとっては、うざい以外の何ものでもない。
けれど、そのウザいクラスメイトに対して従姉が取った行動は、ケイト・コーエン・ポージーさんが提唱する方法に沿っている方法ではないかと、思っています。
従姉は、自分の身振り手振りを真似してくる、うざいクラスメイトに真正面から向き合うと、指で鼻を押し上げて「やれるもんなら、やってみろ!!!」と言ったそうです。
美人なのにぃ~・・・と、同時に、美人な従姉が豚っ鼻をしたからこその迫力も、凄まじいはず。
ケイト・コーエン・ポージーさんが著書で示している例えがとても優しいので、随分と毛色が違う対応に思えますが
多分、そんなにズレてもいない対応ではないかと、思います。

そして最後に、翻訳に関する責任は全て自分にあります、と明言されている事と
「本当は自分で書きたかった」と仰っていますが、「いじめられっ子の流儀」の原著を踏まえて、奥田さんテイストでご自身名義の著書を出版する事も可能なはずなのに、そんな事はせず、この著書を監訳して出版された奥田健次さんをカッコいいと思いました。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/10/193いいね!

「相手の言うことを否定しない」「褒める」

16:住宅ローンは完済したし、子育ても終わった。毎日食べるだけのお金があればいいわけですから。再就職して安月給で働けば、ボケ防止にもなる。老後に必要なお金は限られているから、パートや再就職して生活費を稼げばいい。過ぎてしまったこと、取り返しの付かないことをいつまでもくよくよしない。
18:老後資金数千万円に惑わされない。「無い袖は振れぬ」「足るを知る」それでやっていくしかない、と腹を決める。それなりのやりくり、暮らし方を身につけていく。老子「足るを知る者は富む」
20:癌の克服者は、ポジティブシンキングに転換している。「髪が無くなって悲しい」ということにとらわれず「いろいろな帽子がある」という小さな発見を喜びにしておしゃれを楽しむ。「青い鳥」の戯曲では、更に先があり、大喜びしていると青い鳥はあっという間に飛び立ってしまった。身近な小さな幸せがいかに大切なものか。温かい食事、毎日お風呂。「他者を幸福にすることが、一番確かな幸福である」アミエル。仏教「無財の七施」①眼施:優しい眼差②和顔施:嫌なときこそ笑顔③言辞施:優しい言葉。激昂禁物④身施:身体を使って。⑤心施:共感寄添察し。喜びは2倍、悲しみは半減。⑥床座施:場所提供⑦房舎施:家提供。三なし(無理、無駄、無精)トマス・フラー「結婚前には目を開き、結婚後は目をつむっていること」49:ポイントは2つ①「相手の言うことを否定しない」「褒める」反論したくなってもぐっと押さえて「そうだね」56:いくら倹約しても若さはお金では買えません。
68「一病息災」ちょっとした病気があるくらいのほうが身体に注意するようになるため、無病より長生きする。69人は一人で生まれ、死んでいくもの、一人死に悲壮感を持ちすぎない。85:アドラー「楽観的というのは、「未来の出来事は必ず解決できると信じて『行動する』こと」不安なことを考えすぎて押しつぶされるのではなく、それを行動のきっかけにして好転させるのです。90:癌になってからの生存率が最も低いのは絶望してしまう人。病は気から、一喜一憂しすぎない。92:不治の病、これがこの患者の天寿だったのだろう。「たとえ治療しても、痛いとか苦しいとか嫌ですからね。死ぬ寸前まで笑顔でいたい。独身だからこんな判断が出来た。家族がいたら少しでも長くと抗がん剤を選んでいたと思います。でも、後悔はないです。自分の思い通りに人生を幕引きできるなんて幸せです」独身55で癌緩和ケア58他界。海外旅行時の医療保険、自動車、火災、地震は必要。一笑一若一怒一老。悩みに押しつぶされそうになっている人に「笑ってごらんなさい」。腹立たしい時こそ笑顔。発想の転換。後続車のアオリ→笑顔で譲る(相手はデートで急いでいるかも、事故に気おつけてデートを楽しんでいってらっしゃい)。自分の楽しい思い出を掘り出してみる。女性は愚痴というストレスを聴いても左右の脳に振り分けることができる(男は片方のみ)。女性は物事を感覚的漠然と捉える傾向があるため「なんとかなる気がする」と漠然とポジティブな反応をする。同病相哀れむ。
「断捨離」。一点豪華主義で節約ストレス発散。
自分の人生は自分のものだということを忘れない。自分と他人を比べなければ幸せでいられる。物事は表面的な部分だけで判断しない。愛する人と一緒に暮らしている(一人になりたい、気兼ねなく??したい。私から見れば自由な貴方はうらやましい)⇔独身。比べ過ぎない。他人の人生と自分の人生は別。自分の長所を書き出してみよう(字がうまいとよく褒められる。おしゃれだと思う。ラインで若い人たちとつながっている。一人旅が好きだ。腕立て100回楽勝)書くことが大切。そして繰り返し読み返す。自分の長所自慢を脳に刷り込み暗示をかける(スランプ脱出法の1つ、客観的に見ることで性格上の見直し店などもみえてくる)。お金では買えないもの思い出を残す。一休さんが死の間際弟子に与えた書簡「困った時にはこれを開けなさい」→いざ開けてみると「心配するな大丈夫何とかなる」と書いてあった。この力強い楽観主義、安心言葉、一言こそが素敵な遺産だった。困難を前にすると人は視野が狭くなるが、この言葉で道がひらけたのでは。「人生そこで終わりではないのだ」という教え。シニアの結婚のカタチはいろいろ。別居でたまに会う。一緒に過ごすのは週末だけ。特別な縛りもない。それでも私は結婚している。夫がいるという安心感が心の支えになる。同居には事前にルールを作っておく(テーブルのどの席、誰がどのタオル。改善もする)ルール作り時には徹底して話し合い「いやここは譲れない」「これだけは守って欲しい」「このくらは大目に見てほしい」率直な意見交換の機会は大切。同時に相手を思いやることはそれ以上に大切(おやよう、おやすみ、ありがとう。散歩に出かける時は、できれば行き先を言って、「何かついでに買ってくるものはない?」と一言)。いい意味で、見て見ぬふりをすることも大切(掃除や洗濯の方法は気に食わなくても目をつぶる)。
p194


この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/10/193いいね!

損をするのが、豊かになる一番の近道です。損なんて実は無いんです。

・自力→他力へ。人を信用していない人のところに人は助けに来ません。頑張るのを止めたら他力がどんどん入ってくる。私「が」やらなければの「が」は「我」。我を捨てる。
・第一段階:「たくさんのいいこと」を起こす方法(=やり方)ではなく、「たくさんのいいことがあった」と気づく(=あり方)、いいことはいつもやてきています。「まだ、足りない」ではだめ。
・第2段階:自分を認める。貴方は価値ある人。第3段階:欲しいもの「だけ」を受け取ろうとしない。ほしくないものも受け取る覚悟。第4段階:豊かさを受け取ったら出す。
・「お金基準」ではなく、好きか嫌いかで選ぶ。自分が本当に欲しかったものに気づくきっかけになる。値段は見ないで買う。「好き物を選べる自由」を行使すれば、お金に対する執着や恐怖心はなくなる。
・楽しむためにがんばってお金を貯めない。元々持っている才能はどうなるのか?
・罪悪感を解消して親の支配下から自由になる2つの方法①「母親は幸せだった」と言ってみる。罪悪感は「親に嫌われたくない」「期待に応えたい」という思いからやってくる。②親に「クソババア」と3回言ってみる。(反抗期のやり直し)世間や人の目が気になって、やりたいことができなかったり、自分を認められないと感じるのは「親の目」を気にしている証拠。そんなものは必要ない。「いい子」でいる必要はない。もう大人。自分で決める。
・自分を「すこい」ということを恥ずかしがらない。恥ずかしいと思っているうちは、まだ「すねて」「いじけて」いるということ。自分でまず自分のことを分かってあげて、凄いんだと思うこと。
・「助けて」と言えない人は、助けてもらったらお返しをしないといけないと思っている。それは助けてもらう価値が自分にはないと思っているから、山ほど返さないといけないと思っているから。でも凄いと認めれば、助けてもらえるくらい価値があるんだから、助けてもらいっぱなしでも『ありがとう』というだけで助けた人たちに喜ばせることが出来る。と思えます。
・損をするのが、豊かになる一番の近道です。損なんて実は無いんです。損をすれば豊かさが返ってくる。お金も空気も愛情も出せば回る。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!

さんの書評2016/10/01

【宮さんは一本の映画で連載漫画をやってんだよ】

【宮さんは一本の映画で連載漫画をやってんだよ】

この本の著者である川上量生は、ジブリのプロデューサー鈴木敏夫の付き人だった人です。著者はこの本を書く意義を、自分がジブリで学んだことを残すための卒業論文だと述べています。

宮崎駿がなぜ天才と呼ばれるのかという著者の疑問に対して、ジブリの関係者が各々の立場で答えを出しています。

"天才とは自分のビジョンを表現してコンテンツを作るときに、どんなものが実際に出来るかをシュミレーションできる能力を持っている人である。” (p216)宮崎吾朗

"脳が認識して、受け取った情報のまま紙に写しているので、それが結果的に脳が理解しやすい形になるというのが宮崎駿の秘密だと思います” (p52)庵野監督

"宮さんは1本の映画で連載漫画をやってんだよ”(p142)鈴木敏夫

「脳の中のイメージの模倣」が魅力あるコンテンツを作るための能力だと著者は言います。宮崎駿はその能力を持った天才なのです。

この書評がいいと思ったら、押そう! » いいね!