さんの書評2018/03/14

毎日のバイタルチェックに体温の記録も有効だと感じました

タイトルから想像できるとおり、冷え性対策についての知見をまとめたものです。
著者はお医者さんですが、東洋医学など代替医療も修めたいわゆる「統合医療」の専門家。
知りませんでしたが、東京女子医大のなかに「自然医療研究所クリニック」というのがあって、統合医療を行っているそうです。
西洋医学に基づく生理学的な知見(自律神経系や内分泌系)と陰陽五行思想に基づく理論の両面から、冷えの原因と対策を検討していて幅広いのが特徴です。
冷えの原因を西洋医学風にいうと、
「循環不全の一種で、血流不足や代謝低下により起きる熱産生不足」
だそうですが、血流不足や代謝低下の原因はありふれていて、たとえば、ストレスによる交感神経の過緊張、エアコンによる冷やしすぎ、冷たい飲料のとりすぎ、運動不足などなど。
よって対処方法はよくある生活習慣病の予防方法と変わりません。
しかし、予防法はわかっていてもなかなか実践できない。
それは目標がたくさんありすぎるかもしれません。
本書の目標は「体温を上げる」ということだけなのでシンプルです。
しかも、上がったか上がっていないかは、体温計で簡単に測ることができる。
最近では活動量計に体温計も装備したものがあると聞きますし、毎日のバイタルのチェックに体温を入れてみる方法も有効だと思いました。

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