さんのコメント2020/08/13

江戸時代の介護を描いた小説。なんか、どの老人の話も、現代にそのままスライドさせてもありがちな縮図となっているな。主人公、咲の母親、佐和のあまりの身勝手ぶりは、読んでて辟易してしまったのだが、最後は上手く収まり処を持ってきて先の希望が見える終わり方になっていたのでほっとした。 なんとなく。咲は、最後は大野といい仲になるんじゃないかと勝手に想像を膨らませていたが、空振りであった。

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