歴史が好きならはずせない(平安初期編)

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檀林皇后私譜 (上) (中公文庫)

杉本 苑子

桓武天皇の王子たちと、その女性たちの、壮大で繊細なものがたり。主人公は、嵯峨天皇の皇后、橘嘉智子。重要な登場人物、藤原薬子に注目。

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檀林皇后私譜 (下) (中公文庫)

杉本 苑子

嵯峨天皇と空海が幼馴染の悪友で、豪快な人物だったと描かれる。あの三筆のうちの二人が・・・と意外な感じさえする。

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薬子繚乱

三木 一郎

平城天皇に見初められて後宮入りした、花嫁の母薬子の苦悩と悦びとせつなさ。弱い男を守ってあげたいと思う母性本能は、時代は違えどあるものか。

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時平の桜、菅公の梅

奥山 景布子

学者菅原道真と藤原の御曹司時平のお互いを認め合うライバル関係は結局…

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平安朝の女と男―貴族と庶民の性と愛 (中公新書)

服藤 早苗

古代、性は今より奔放であけすけで明るかった。

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なりひらの恋

三田 誠広

摂関政治が始まる前の時代、自由人業平の生き方。

平安好きな歴女にオススメ

怨霊が跋扈した平安初期、その後の絢爛豪華な王朝時代とはまた違った華やぎと、長い歴史を作る前触れを感じてほしい。特に薬子は、現代女性に何かを投げかけてくれそうな気がする。20代から30代の男と仕事に悩まされる有能な女性に捧げる。有能な女性を疎ましく思う男と、敬意を払い信頼しともに生きる男、貴女の想い人ははたしてどちら?

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閲覧回数:2229回、公開:2011/06/30

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書いた人 : 持統さん

本を読むのが好きというより、本に囲まれた生活が好き、といったほうがいいでしょうか。読む量はさほどではありませんが、図書館や書店に行くのが最上の楽しみ。図書館の近所に住みたい。借りてきては読みきれなくて返すんですけどね・・・

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