図書館で読める掘り出し物

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錯誤のブレーキ (講談社ノベルス)

中町 信

作者は叙述トリックの名手。巧みな文章で読者をミスリードします。ラストも秀逸な作品が多いので、読み終わった後にもう一度序章から読みたくなります。

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罪深き緑の夏

服部 まゆみ

最近になって『この闇と光』という作品が文庫で復刊しましたが、この作者の出版物はほとんど絶版になっています。耽美な世界観とミステリーを楽しみたい人にオススメです。

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黄金の服

佐藤 泰志

作者の代表作は唯一の長編であり、映画化もされた『そこのみにて光り輝く』。この『黄金の服』は中編が3作収録された作品集です。どの作品も青春の光と闇を扱っています。

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変調二人羽織

連城 三紀彦

直木賞を受賞した『恋文』で、恋愛小説のイメージが強い作者ですが、この本にも収録されているデビュー作はミステリー。男女心情を巧みに描いた作風が特徴です。

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この子の七つのお祝いに

斎藤 澪

作者はこの作品で第1回横溝正史賞を受賞しデビュー。女性の恐さや悲しい運命を描いたサスペンスです。作品は1982年に映画化され、主演は岩下志麻さん。昔映画を見たという人は、ぜひ原作もいかが?

図書館のヘビーユーザーにオススメ

図書館でできることの中に、絶版本を読むことができるというものがあります。
毎日たくさんの本が出版されている現在、絶版のため本が入手不可能になるサイクルも早くなっています。
また文庫版が出版されると、それまで出ていた文芸書サイズのものは品切や絶版になりやすくなります。
「読みたい本が本屋さんで買えなかった」「昔読んだ、○○○が見たい」などの要望はぜひ図書館へ!

図書館には利用者さんの目にふれる本棚の他にも、書庫に掘り出し物が眠っています。
新しい本との出会いも素敵ですが、多くの人に読まれてきた本も手に取ってください。
図書館スタッフとしましても、良い本が書庫で眠っているのはもったいないと思っています。
今回選んだ本たちは、普段は中津川市立図書館の書庫で眠っている本たちです。
この子(?)たちと利用者さんを結び付けていけるように、今後も中津川市立図書館はイベントや展示を企画していきます!


※これらの本は平成27年8月11日中津川市立図書館の日替り展示にて展示しました。

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閲覧回数:1069回、公開:2015/08/11

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