外国人に日本語を教える
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言語にかかわる人にオススメ
きょうは、エスペラントの考案者ザメンホフの誕生日で、「ザメンホフの日」だそうです。きょうは言語について話そうと思います。
世界共通の言語としては、実質的に英語が使われていますが、いろいろな言語世界の中心にいけば英語は通じず、その世界の言語を話す必要があります。日本においては日本語です。
私は以前、海外で日本語教師をしていました。日本語の学習は、学習する人の出身国の違いによって、どの学習法が良いのか異なります。漢字かな交じりの日本語は、非漢字圏の学習者にとっては漢字の学習が難しいですが、中国人からすると漢字を使った文字の方が分かりやすく、逆にハングルしか使わない韓国語は中国人には難しいです。
外国人に日本語を教える教師は、日本語の知識と日本文化の教養(アニメやコスプレを含む)が必要です。日本語の文法を熟知していなければなりません。そのほか、「外国人ならこう考えるのでは」「こういう発想は日本人だけなのでは」といった、日本の常識にとらわれない国際的なセンスも必要です。
国内に外国人が増えてきた今、外国人と日本語でどうコミュニケーションをとるか、すべての人が考えなければならない日が来るのが近そうです。
※これらの本は、平成29年12月15日(金)に、中津川市立図書館の「日替わり展示コーナー」にて紹介しました。
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閲覧回数:954回、公開:2017/12/15