物としての「本」の魅力

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モロッコ革の本 (1980年) (集英社文庫)
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モロッコ革の本 (1980年) (集英社文庫)

栃折 久美子

日本では馴染みの薄い「ルリユール(製本)」。著者がベルギーに留学し、西欧に古くからある製本技術を学んだ体験談。天才的な製本家、共に学ぶ学生に囲まれて、本を一冊一冊、手で仕立てる楽しみを知る。

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はてしない物語

ミヒャエル・エンデ

いわずもがなの名作ですが、注目して頂きたいのは本の美しさです。えんじ色のクロスと、二色刷のページ。手に持った時の重みも、「物として」存在するからこそ味わえます。

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書物の敵

ウィリアム ブレイズ

原著刊行は1896年。愛書家の著者が「本」にとって何が敵であるかを熱く語っています。火災、水害などもありますが、子供や製本家、末尾の解説には図書館員も挙げられています。語り口はユーモアたっぷり。

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もうすぐ絶滅するという紙の書物について

ウンベルト・エーコ

「本は死なない」「是が非でも私たちのもとに届くことを望んだ書物たち」ぜひ目次だけでもチェックしてみてください。紙の書物がお好きならきっとわくわくするはずです。対談形式なので軽く読めますが、中身は重厚。

本の匂いが好きな人にオススメ

デジタルで本を読むにも抵抗がなくなり、iPadも愛用しています。
だからこそ、物として存在することに価値のある本を再発見しました。
小さい頃から繰り返し読んで、ページが外れかけている絵本。
旅行に持っていき、飛行機のチケットがしおり代わりにはさんであったり、電車の乗り換えが見返しに書き込んである文庫本。
公共図書館なら地域資料、大学図書館なら関係者の文庫、古書店なら有名作家のサイン入り稀覯本・・・。
本の匂いが好きな人には、きっと共感してもらえると思います。

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閲覧回数:4818回、公開:2010/07/10

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書いた人 : cokemonoさん

物としての「本」が好きです。
手に持てる本には、デジタルとはまた別の愛着があります。
PCの中に入れるために本を切り刻むのは、ちょっと私にはできないかなぁ・・・。

Twitter : cokemono - 作者につぶやく

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