目次
〈カラーグラビア〉
亀吉がしびれた風俗嬢たち
沢口るな●艶—IRO—
あさみ●スーパークィーン池下
さち●はちみつっ娘
〈ルポマンガ〉
えり●ヌルヌル天国[池袋・イメクラ]
桂●オーディション[大阪日本橋・ホテルヘルス]
すみれ●道玄坂クリスタル[渋谷・ヘルス]
歩●フレグランス[渋谷・性感]
リカ●いじめチャイナ4000年[新宿・イメージ性感]
しょうこ●素人ミセス倶楽部[池袋・人妻性感]
ひなの●赤とんぼ[高円寺・和風ヘルス]
ゆか●You
前書きなど
(前略)
本連載の協力を風俗店に申し込むと、「本当に体験をするんですか」と驚かれることがある。同業者のネタバラシをしてしまうと、店や女のコに話を聞いただけで、体験マンガや体験記事を作る人達がいるのだ。
しかし、本連載ではすべてそのまんま。「お客さん全員にこんなことまでしていると思われると困るので、ここは書かないでください」と言われれば書かないが、射精できなかった時は本人が嫌がってもそう書く(射精できなかったのは必ずしも女のコに魅力がなかったわけでない。体調がよくなかったり、直前にヌイていたり、相手の感じ方がよすぎてクンニに熱中しすぎたり)。本当じゃないことがあるのは、風俗嬢の年齢とウエストのサイズかな(笑)。
知り合いのソープ嬢から「うちにも来てよ」と言われるのだが、そのまんま書くのをポリシーとしているために、本番産業は紹介できないんである。摘発されてもいいなら、やるけどさ。
この連載を引き受けるに際し、私は編集部にひとつだけ条件を出した。プレイ料金を払ってもらうことだ。「料金を払う」と店に言うと、「こんなことは初めてです」とやっぱり驚かれる。こういう体験ものの取材でも、料金を払わない雑誌が多いのだ。
それどころか、掲載料を要求するライターやカメラマンもいると聞く。この連載でも、たまに車代を出そうとする店があり、車代を拒否して、またまた「こんな人は初めてですよ」と言われたこともある。女のコには「こんなの初めて」と言われて忘れられない男になり、店には「こんな人初めて」と言われて忘れられない男になり。
しっかり金を払っているおかげか、私が褒めないことや、長田さんがかわいくないコを現実のまんま描くことがあっても、一度もクレームがきたことはない。(後略)