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ろう理容師たちのライフストーリー

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詳しい情報
読み: ロウリヨウシタチ ノ ライフ ストーリー
出版社: ひつじ書房
単行本: 234 ページ
ISBN-10: 4894769557  ISBN-13: 9784894769557  [この本のウィジェットを作る]
NDC(9) : 369.276

紹介

「耳が聞こえないこと」と「接客を伴う理容業」とは、一見ミスマッチとも捉えられる。本書では、ろう教育界の先人による理容業への優れた着眼を紹介し、高度な技術と強固な結束をもって闊達に生きてきたろう理容師たちの足跡を、当事者による語りを基軸に活写する。また、聴者の客たちとの間で展開される多様な工夫や自然な歩み寄りによるコミュニケーション実践を、日常的な「多言語・多文化共生」の一例として提示する。

目次

第1章 はじめに―耳の聞こえない人が床屋さんに?!

第2章 ろう理容師たちを取り巻く世界
1. ろう理容師の定義
2. 手話
3.「 障害者」、「ろう者」はどのように捉えられてきたか
 3.1 医学モデル
 3.2 社会モデル
 3.3 文化言語モデル
 3.4 集団モデルならびに集団社会モデル
 3.5 医学モデルと社会モデルの対比
 3.6 社会モデルと文化言語モデルとの比較
 3.7 集団モデルならびに集団社会モデルについて
4. ろう教育・ろう学校
 4.1 手話・口話論争
 4.2 手話禁止・口話教育一辺倒の時期
 4.3 手話の再評価
5. ろう学校理容科の設置とその推移

第3章 ろう理容師たちとの邂逅と交流
1. 質的研究法
2. エスノグラフィー
3. ライフストーリー・インタビュー
 3.1 調査協力者
 3.2 手話によるインタビューの翻訳と文章化
 3.3 調査者のポジショニング
4. 店舗観察
5. その他の調査
6. 研究倫理

第4章 ろう学校での体験―口話教育の厳しさ・懐かしい理容科での思い出
1. ライフストーリー・インタビュー
 1.1 それぞれの生い立ちとろう学校入学
 1.2 理容科への進学
 1.3 国家試験
2. 現在のろう学校理容科
3. まとめと考察

第5章 店舗におけるコミュニケーション実践―使えるものはなんでも使う!
1. ライフストーリー・インタビュー
 1.1 首都圏在住の清田さんの場合
 1.2 舘野さんの語る群馬県の状況
 1.3 店舗での接客
2. 3 店舗における観察
 2.1 高レベルの技術とサービスを低価格で提供―真間三男理容室
 2.2 長年にわたる常連客と過ごすゆったりと流れる時間―理容タチバナ
 2.3 ディプロマのプライドが輝くユニセックス・ヘア・サロン―ヨシアキの店
3. アンケート調査
4. まとめと考察
 4.1 筆談
 4.2 写真・イラスト等
 4.3 口話
 4.4 身ぶり
 4.5 手話
 4.6 客からの歩み寄り
 4.7 客のコメント
 4.8 その他
 4.9 コミュニケーション実践の総括

第6章 全国ろうあ理容連盟(全ろ理連)の軌跡―世界でも類を見ないろう理容師集団
1. 概説
2. 全国ろうあ理容連盟結成までの流れ
 2.1 ろう学校理容科
 2.2 各地の卒業生によるろう理容師の団体の結成
 2.3 地域を超えた連携
3. 全国ろうあ理容連盟設立
4. 関連団体
 4.1 全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連)
 4.2 全日本ろうあ連盟(全日ろう連)
 4.3 全国聾学校理容科・美容科研究協議会
5. 全国ろうあ理容連盟の活動経過
 5.1 全国ろう理容師大会
 5.2 全国ろう理容競技大会
 5.3 野球・ソフトボール大会等
 5.4 全国ろうあ理容連盟の活動時期と現況
6. まとめと考察
 6.1 全国ろうあ理容連盟外部からの捉え方―医学モデルの視点から
 6.2 全国ろうあ理容連盟内での捉え方―社会モデル・文化言語モデルの視点から
 6.3「デフフッド」に基づくソリダリティ―集団モデル・集団社会モデルの視点へ

第7章 おわりに―ろう理容師たちの遂行したもの
1. ろう理容師を対象とする質的調査から判明した点―視点①からのまとめ
 1.1 ろう学校理容科―ライフストーリー・インタビューにおける語り
 1.2 就業現場におけるコミュニケーション実践
2. ろう学校理容科と口話教育―視点②からのまとめ
3. 全国ろうあ理容連盟の位置づけ―視点③からのまとめ
4. 多文化共生社会の中で
 4.1 双方からの歩み寄りによるコミュニケーション―コミュニケーション・アコモデーション理論の視点から
 4.2「 やさしい日本語」
5. 今後への展望

あとがき
参考文献等
巻末資料:アンケート用紙
索引
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