目次
はじめに 社会の変容と高齢者介護―国際比較、介護現場の視点から
第1部 NORDCARE調査からみた北欧諸国と日本の高齢者介護
第1章 「施設」と「在宅介護」の境界線―介護労働者の日常からみえるもの
第2章 スウェーデンと日本の介護労働者の実像―ホームヘルパーと施設職員の属性を中心に
第3章 日本とデンマークの介護労働環境―介護労働者のストレスとその背景
第4章 仕事の裁量とやりがい―Wærnessの「ケアの合理性」概念に焦点をあてて
第5章 スウェーデンの認知症ケアにおける認知症看護師の役割―ヴェクショー市の事例をもとに
第2部 北欧諸国の高齢者介護の今―市場化動向とその多様性
第6章 北欧4カ国における高齢者介護の市場化とその特徴
第7章 スウェーデンにおける高齢者介護の市場化―競争、選択、より厳格な規制の要請
第8章 デンマークにおける高齢者介護の市場化―自由選択、質の向上と効率化の追求
第9章 ノルウェーにおける高齢者介護の市場化―背景とトレンド、それに対する抵抗