永遠でないほうの火

井上法子／著

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詳しい情報

出版社: 書肆侃侃房(20160610)

ISBN-10: 4863852231 ISBN-13: 9784863852235

NDC(9): 911.168

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紹介

【言葉が奏でる究極の結晶】とうめいな水の底に光る幻影は、深い祈りが集めた光なのだと思う。（東直子）［自選短歌五首］どんなにか疲れただろうたましいを支えつづけてその観覧車月を洗えば月のにおいにさいなまれ夏のすべての雨うつくしい煮えたぎる鍋を見すえて　だいじょうぶ　これは永遠でないほうの火ふいに雨　そう、運命はつまずいて、翡翠のようにかみさまはひとりぼくを呼んでごらんよ花の、灯のもとに尊くてもかならず逢いに行くさ

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