目次
〈目次から〉
第1章 熱帯にたなびく稲穂たち
白飯、喰ったか――コム・チャン(サバ)
民族を鍛えし水田――ガオ(タイピン)
第2章 喜びも悲しみも米とともに
難民が愛した黒い麺――バイン・ダー(ハイフォン)
思いもよらない甘さと辛さ――ソイ(トゥイホア)
第3章 ベトナムご当地麺街道
古都が持っている特別――ブン・ボー・フエ(フエ)
世界遺産の町の世界遺産級の麺――カオ・ラウ(ホイアン)
塩と海ブドウと原発――バイン・カイン(ファンラン)
第4章 米と麺のワンダーランド
ライスペーパーはアオザイである――バイン・チャン(タイニン)
麺たちのマリアージュ――ミー・ワンタン(チョロン)
第5章 水田の恵みは国境を越えて
米が屋根でみのる豊穣――チャオ(カントー)
“南蛮”からやって来た麺――フーティユ(ソクチャン)
すべてを特産料理に変えるしずく――ブン・ジィウ(フーコック島)
本書に登場するおもな米麺メニュー