目次
序章 龍樹・マンセル・南天鉄塔
龍樹と龍猛/南天竺/マンセルと南天鉄塔説/「理塔説」と「事塔説」
第一章 龍樹と龍猛と菩提達磨
大日輪中天普照の大義/マンセルと「大乗仏教の結集」/菩薩の誕生と大王達/『楞伽経』
とボーディダルマ/龍樹菩薩と龍猛菩薩/龍蛇との因縁/龍樹か龍猛か/事理不二の南天
鉄塔の開顕
第二章 真言密教の起源を求めて
トリプリ/ランカー、ボーディダルマ、ボーディ王朝/「香至」のボーディダルマ/トリプ
リの金剛乗/マンセル遺跡裁判経緯/カーリダーサ、龍種族、出雲民族/『マハーバーラタ』
について/パーンドゥ王朝の龍猛菩薩/「龍」について/アショーカとダリウス/シルプール
のティーヴァラデーヴァ/バドラヴァティーの岩窟寺院/ナーガ・バラと子孫達/現在のイ
ンドと大革命家アンベードカル/「憍薩羅国」とランカー国の位置/龍樹山闘争について/
バドラヴァティー岩窟寺院詳述/龍猛菩薩とマンセル/ボーディ王朝について/真言密教の
源流は何処か/トリプリからナグプールへ
第三章 龍樹山・マンセル・ランカー
龍猛菩薩による南天鉄塔開顕/南天鉄塔龍樹菩薩開顕説について/ダリウス大王と南天龍宮
城/ランカーのラーヴァナ大王/ボーディダルマと禅宗/龍樹菩薩の首無し像/龍樹菩薩の
最期/原型としてのマンセル/誰の像か?/マンセル、サガラ、文殊の道場/平家と龍宮城
第四章 サータヴァーハナ王朝・パーンドゥ王朝・ボーディ王朝
首無し像「人間の犠牲祭」説の誤謬/龍樹と龍猛と南天鉄塔/龍樹連峰概観/龍樹菩薩と龍
樹連峰/龍樹菩薩にとってのマンセル/南天鉄塔と武道/再説:トリプリの金剛乗/ボーディ
ダルマとナーガ・バラ/諸王朝の盛衰
終章 「事」と「理」の南天鉄塔の開顕
ウダヤナ大王―龍猛菩薩の足跡/龍猛の孫達と南天鉄塔開顕/聖典・文学に見るトリプリ/
事理円満の南天鉄塔開顕/結句と読者の皆様へのお願い
付録一:南天鉄塔図佐々井上人御書留
付録二:図版集
付録三:初期真言宗の塔についての覚書
筆録者後記