目次
第一部 政治参画の法と制度
第1章 政治参画とジェンダー―クォータ制の合憲性を中心に
第2章 国家像・人間像・平等化政策―フランスにおける「積極的差別」について
第3章 1999年7月8日憲法改正:抽象的普遍主義から具体的普遍主義へ
第4章 フランス憲法院と年金改革:訴訟における両性平等の発展の逸機
第5章 フランスにおける司法官職への女性の進出―「自発的なパリテ」の限界
第6章 行政法学からみたジェンダー
第二部 政治参画の実態
第7章 アメリカにおける女性の政治参加に関する研究動向―「女性と政治」研究の発展過程とこれからの課題
第8章 クォータが論じられない日本政治の不思議―女性の政治的代表は世界でどのように論じられているか
第9章 女性議員の有効性に関する一考察―女性議員研究の現状と展望から見えたもの
第三部 政治参画の調査分析:全国ジェンダー・サーベイ
第10章 日本における女性の政治進出
第11章 日本人の政治参加におけるジェンダー・ギャップ
第12章 男女共同参画に関する政策選好の規定要因―価値観および不平等認識の効果を中心に
第13章 誰がどのような政策を支持しているのか―「選択的夫婦別姓制度」を中心に
第14章 女性の政界進出:国際比較と意識調査
第15章 女性政治家に対する有権者の態度―誰が女性政治家を支持するのか