目次
南三陸消防署 無念さを胸に過酷な状況を乗りこえる
我々はどこまで命を張るべきなのか
生死の分かれ目となった活動
今度こそ死ぬかもしれない
自宅を流され、地元で住民を避難誘導
警戒広報のさなか津波に出合う
形がなくなった故郷を歩き回る
「傷病者CPA (心肺停止)状態」の声
消防士をやっていなければ…
実家のコンビニも自宅アパートも消えた
家族の無事を祈りながら
消防学校卒業を目前に、現場へ
全身びしょ濡れで、立ったまま仮眠して…
亘理消防署 被害の実態が不明ななかで進めた過酷な捜索
捜索活動をめぐってときには熱くなって
静寂のなか、大きな声で呼びかける
独自の活動、"生還"に驚く同僚たち
やりきれない多くの現場を目にして
津波を教えてくれた消防団員が…
逃げ遅れた人や避難困難な人を助ける
通信が途絶えたなかで、病院選定に苦心
救助された人をヘリポートで迎える
救助へのお礼の言葉に、「誇り」
心強かった応援の緊急消防援助隊
兵庫県隊との再会に感動
ほか27編