目次
プロローグ “日本のはじまりの地”から「未来神話島=淡路」への転換(原田 保)
1.橋によって分解されてしまった淡路島を統合するための戦略的視点/2.記紀に見る国生み神話による淡路島の未来デザイン
第一章 日本のはじまりを意識させる淡路島 ―日本のアイデンティティを探る古事記とグローバル化との接点(庄司真人)
1.淡路は島であることがアイデンティティ―島としての淡路/2.日本のはじまりの地としてのゾーンデザイン―グローバルな指向における淡路島のゾーンデザイン
第二章 国生みに結びつけたブランディングが可能なコンテンツ―コンテクストブランディングのためのコンセプトの構築(原田 保)
1.多彩なコンテンツに対する統合的な価値の発現―統合化された価値発現を指向して/2.国生み神話に紐付けるべき淡路のコンテンツ―コンテンツの意味ある統合を目指して
第三章 日本をシンボライズする島ブランド=淡路―聖なるはじまりの島としての認知形成(宮本文宏)
1.聖なる神話の島としての淡路島/2.海人が拓いた海とともにある淡路島/3.グローバルブランドとしての淡路=繋がりの島々
第四章 スロースタイルを創造する島=淡路―未来の暮らしを創造する地域としての淡路島(宮本文宏)
1.御食都国=淡路の食を捉えた地域ブランディング/2.ミクロコスモスの島 淡路島―美を強調したライフスタイルの追求/3.環境対応のスマートアイランドの構築=環境未来島
第五章 コンテクストツーリズムからの淡路の旅―旅する場所としての淡路島の可能性― (松田哲朗・原田保・宮本文宏)
1.コンテクストツーリズムの概念と淡路島/2.淡路を捉えたコンテクストツーリズムの実践方法/3.淡路の過去の振り返りと未来への構想
エピローグ 都市圏の島である淡路島の過去・現在・未来(金澤和夫)
1.淡路は大きな島である/2.淡路は都市圏内の島である/3.淡路島の未来①= 環境未来島・淡路/4.淡路島の未来②=環境未来島構想の意味するもの/淡路島の過去、現在、そして未来