目次
公正原理による法定犯の理論構成
応報概念の多様性
構成要件論の機能について
客観的帰属と違法性阻却
行為後の介入事情と因果関係の認定
日本刑法学における違法論の潮流と法益論
無資格者の医療・看護行為と刑事規制
迷惑防衛再論
偶然防衛について
過剰防衛の一体的評価と分断的評価
事後的過剰防衛について
量的過剰防衛について
誤想防衛論
責任論と責任主義についての覚書
刑事責任能力論と自由意志論の展開
故意犯・過失犯・犯意
故意の個数と量刑責任
違法性の錯誤に関する規定の成立経緯についての一考察
承継的共同正犯論
結果的加重犯の共同正犯
共謀共同正犯における「共謀の射程」について
共謀関係からの離脱
従犯の主観的要件の実体について
組織犯罪対策と共謀罪(コンスピラシー)
犯罪に関わる患者情報と医師の守秘義務
不正融資における借手の刑事責任について・再論
犯人の死亡と犯人隠避罪についての一考察
アメリカ憲法的刑事手続の一考察
GPSを用いた被疑者の所在場所の検索について
緊急捜索・押収の再検討に関する一考察
被告人の弁護権侵害と証拠排除
反復自白の証拠能力
上訴制度の在り方について
変わる少年非行と少年司法制度
警察による少年非行防止活動の展開
平成一九年改正少年法における触法事件の調査
ニュージーランドにおける社会内処遇制度の一形態としての社会内労働
報復権再考
高齢ないし障がい犯罪者の社会的包摂
アメリカにおける児童強姦死刑法の変遷
'Criticality of global environmental crises'and prospects of'chaos/complexity green criminology'
Tatbestandserweiterungen durch prozessuale Massnahmen im Wirtschaftsstrafrecht
Der Irrtum uber den Gegenstand von Wegnahme und Zueignung beim Diebstahl
Probleme der heutigen Tatbestandslehre in Deutschland