目次
刑事実体法 交通事故における刑事責任と民事責任
交通犯罪における責任の構造・性質とその問題点について
過失犯における「行為・実行・帰属」の問題
路上継続駐車罪の実行行為,結果ならびに故意
交通事故被害者と因果関係論
過失行為による緊急避難と義務の衝突
過失交通事犯と緊急避難
道路交通法違反と緊急避難
無免許運転罪の故意
最近の道路交通事件最高裁判例にみる信頼の原則の意義
同乗者の降車と自動車運転者の過失
船舶衝突事故における過失の認定
無免許運転罪の間接正犯
速度違反罪の一個性・数個性
車両・船舶等の没収言渡しの基準と限界
ひき逃げに関する一考察
ひき逃げと殺人罪の成否
ひき逃げにみる遺棄の概念
危険運転致死傷罪と傷害罪・傷害致死罪との関係
危険運転致死傷罪における「人又は車の通行を妨害する目的」
業務上過失致死傷罪における業務概念についての管見
過労運転罪における運転者と自動車の使用者等の責任
負傷者救護義務違反罪の罪質と客観的成立要件
運転免許証不携帯罪の法的性格
道路交通法における「道路」の意義について
刑事手続法・刑事政策 自動車検問の根拠と要件についての一考察
自動車の捜索・差押え
オービス3による犯罪捜査
自動速度監視装置による写真撮影
交通事故の報告義務と憲法38条1項
交通反則事件と訴訟条件
過失態様の変化と訴因変更の要否
争点顕在化の要否
道路交通事犯に対する自由刑の展開
道交法改正と違反の抑止
交通反則通告制度の刑事政策論的意義
悪質運転者の犯罪経歴
ドイツにおけるアルコールによる交通犯罪者の更生訓練
北欧における飲酒運転の現状と対策