紹介
閣僚に、女性登用している日本の現政権は成功しているのか?
この国が真の「男女共同参画社会」をめざすために、時代の半歩先を進んだスウェーデンから学ばなければならない!
閣僚も国会議員も女性が目立つスウェーデン社会。女性の社会参加が著しく増えたヒミツはどこにあるのか?
1994年にNHK出版から初版が出て、瞬く間に版を重ねてベストセラーとなったが、現在では絶版状態で入手困難になっています。今回、新版として復刻することで日本が対面している「男女共同参画社会」への道筋をもう一度スウェーデン社会に見いだせればと思っております。
この本で語られたのは20年前のことですが、20年を経ても驚くほどに日本は女性の社会参加に遅れているということが実感できると思います。なぜ、20年を経ても男女共同参画社会は上手くいかないのか、あらゆる問題が見えてくるはずです。
現状分析をした「まえがき」と「あとがき」は新たに著者が書き下ろしました!
目次
●まえがき(今回書き下ろし)
●第1章 いま、なぜ女性か、スウェーデンか
日本の超高齢化と出生率低下のダブル・ショック/高齢化社会への政策対応/スウェーデンの経験から学ぶ
●第2章 女性が活躍できる国
女性の社会参加/女性の政界進出/女性議員を増やすために/育児もキャリアも
●第3章 女が変わると世の中が変わる
女性環境が高度に整備されたのはなぜか/女性運動の歴史/男女のライフ・スタイルの変革
●第4章 スウェーデンはどうなる
高福祉・高負担の問題点/EU統合とスウェーデン/女性の社会参加を加速するために
●おわりに(今回書き下ろし)