紹介
まだ読んでないけど、凄いに決まってる。 by菊地成孔
第一批評集『貧しい音楽』(月曜社)、ソロ音楽作品『「河岸忘日抄」より』(GRAMOPHONE 1/HEADZ 86)、映画美学校音楽美学講座を始めとした各地でのレクチャーなど、この数年益々加速する多才な活動によって注目を集める大谷能生(おおたに・よしお)が、2005年07月28日~2006年07月14日(パリ祭)までの1年間、東京・渋谷のカルチャー情報発信地「UPLINK FACTORY」において毎回異なるジャンルのゲストを迎えるマンスリー・イベント『大谷能生のフランス革命』を行った。
本書では、パフォーマンスとトークによって構成された濃密なイベントの全編を豊富なテキストとヴィジュアルで徹底的に再構築する他、新進のエディター/ライター・門松宏明が目撃した各回の状況を伝えるドキュメント日誌を併録。巻末には、批評家の佐々木敦を迎えて一年間の歩みを振り返る「後書き鼎談」を収録。全方位的なジャンルを覆う、革命家たちが見据える新たな風景とは!?
目次
【登場する人物】
第1回 冨永昌敬(映画監督)
第2回 ばるぼら(ネットワーカー)
第3回 岡田利規(劇作家/演出家/小説家)
第4回 岸野雄一(スタディスト)
第5回 志人(誌人/降神MC)
第6回 宇波拓(音楽家)
第7回 RIOW ARAI(トラックメイカー/プロデューサー)
第8回 西島大介(マンガ家)
第9回 小川てつオ(アーティスト)
狩生健志(作曲家/ギタリスト/レコーディングエンジニア)
(音がバンド名)(サウンドパフォーマンスアーティスト)
第10回 杉田俊介(文芸批評家/介護労働者)
第11階 堀江敏幸(作家)
第12回 佐々木敦(批評家)