紹介
ほんとうは、アル・ゴアがジョージ・ブッシュに勝っていた!
迅速、低コスト、投票率向上も期待される電子投票に潜む不正という闇
大統領選も含め、アメリカの選挙は日本のみならず、世界中に大きな影響を及ぼす。その選挙に不正があるという。記憶に新しいのは、ジョージ・ブッシュが大接戦を制した2000年のアメリカ大統領選。
集計過程に疑惑がもたれ、対立候補のアル・ゴアが票の数えなおしを訴えていた。アメリカでは、選挙のたびに不正疑惑がもちあがっている。特に電子投票システムは、タッチスクリーンで投票した候補と違う名前が表示される、有権者の数を上回る得票数が出た、などのトラブルが多発。「電子投票ソフトを操作するよう指示を受けた」という内部告発まで飛び出した。
世界一の民主主義を誇るアメリカで、ほんとうに不正選挙がはびこっているのか?
目次
・フロリダ州二〇〇〇年 無法者大統領による無法政治の始まり
・電子投票機を使った票の水増し術
・ブッシュ対ゴア判決 そして選挙の息の根を止める最高裁
・無邪気な改革が災いをもたらす
・アメリカ民主主義を救うための12ステップ
・電子投票集計の闇――大規模詐欺とクーデターへの招待状訳