目次
Ⅰ 序 論
第1章 雇用労使関係の変化と労働審判制度の意義(菅野和夫)
第2章 労働審判制度利用者調査の概要(佐藤岩夫)
Ⅱ 利用者からみた労働審判制度(分析編)
第3章 労働審判制度利用者の動機と期待(飯田 高)
第4章 労働審判制度の基本的特徴の検証--迅速性・専門性・適正性(佐藤岩夫)
第5章 金銭的側面からみた労働審判制度(高橋陽子)
第6章 労働審判制度に対する当事者による評価の全体構造(今*在慶一朗)
第7章 民事訴訟利用者調査との比較(菅原郁夫)
第8章 労働審判紛争の社会的構造--問題定義の記述形式を通じて(樫村志郎)
Ⅲ 労働審判制度のこれからを考える(提言編)
第9章 労働審判制度の意義と課題--労働法学の視点から(水町勇一郎)
第10章 労働審判制度の実務と可能性--裁判官の立場から(渡辺 弘)
第11章 労働審判制度の実務と課題--労働者側弁護士の立場から(宮里邦雄)
第12章 労働審判制度の実務と課題--使用者側弁護士の立場から(中山慈夫)
第13章 労働審判制度と日本の労使関係システム--労使関係論の視点から(仁田道夫)
第14章 労働審判制度から民事訴訟制度一般へ--民事訴訟法の視点から(山本和彦)