目次
前奏曲 思い出はぞんざいに扱うべからず、あるいは、記憶の中のトロント・シンフォニー
インタヴュー1 私は自然児です
敬愛する音楽家たち ヨーゼフ・クリップスを讃えて スヴャトスラフ・リヒテル ヘルベルト・フォン・カラヤン アレクシス・ワイセンベルク クラウス・オーガーマンとビル・エヴァンズ
インタヴュー2 アット・ホーム・ウィズ・グレン・グールド
バッハ父子、ベートーヴェン、ブルックナー バッハの普遍性 頑固者バッハ バッハ演奏の進化 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ 純然たるベートーヴェンと編曲されたベートーヴェン ベートーヴェンといたずら書き ベートーヴェンの《悲愴ソナタ》-別の見方 ベートーヴェンの《ハンマークラヴィーア・ソナタ》 ベートーヴェンの《テレーゼ・ソナタ》 ベートーヴェンの偉大さ ブルックナー
インタヴュー3 ピアニストのままならぬ作曲活動
ギボンスからサッリネンまで ギボンスの讃美歌〈このように天使たちは歌い〉 モンテヴェルディ、マントヴァの権勢 メンデルスゾーンを讃えて ついにショパンとメンデルスゾーンを弾く ロシアの四人の作曲家たち シェーンベルクの遺産 シベリウスとサッリネン
インタヴュー4 引退願望、作曲家への夢
インタヴュー5 ロシアに向けて語る
芸術とメディア 創造プロセスにおける贋造と模倣の問題 電子時代の音楽論 メディアとメッセージ-マーシャル・マクルーハンとの対話 変奏の哲学
インタヴュー6 異才ピアニストの挑発的な洞察
駆け足の回顧 六〇年代の音楽
いくつかの共演 デュオ-ユーディ・メニューインとの対話 ヘレン・ヴァンニとジュリアード弦楽四重奏団
バッハからシェーンベルクへ バッハとシェーンベルクの舞曲 ヴァーグナーを編曲する シュトラウスの《カプリッチョ》と《メタモルフォーゼン》 モーツァルトとヒンデミットをめぐって シュトラウス=シェーンベルク演奏会 シェーンベルクの《ナポレオン・ボナパルトへの頌歌》
インタヴュー7 エクスタシーの重要性
インタヴュー8 録音アーティストとしての二十年
終曲 私にとって録音プロセスとは何を意味するか