目次
対象関係論の理論と臨床 : クライン派の視点を中心に
英国における治療的退行の研究 イギリスにおける自己愛の研究 エロス〈生の本能〉の問題 成人患者の早期エディプス・コンプレックス モーニング・ワークとその病理 対象喪失と投影性同一視 クライン派における身体の問題 臨床的事実とは何か 臨床における破壊的父親像について 中立性と禁欲原則 無意識的幻想とセッションの理解 自由連想と治療回数をめぐって 共感 難治症例と逆転移 イギリス学派の治療技法 毎日分析の歴史と現状 対象関係論における情緒と解釈の問題 治療機序とその効果 転移解釈のダイナミクス A-Tスプリットの利点と問題点 精神分析臨床を構成するもの 対象関係論における夢の理論 クライン-ビオンの発展 毎日分析と夢の臨床 イギリスにおける「境界パーソナリティー」研究の現状 イギリスにおけるいわゆる「境界例」研究について クライン学派の精神分裂病の研究 精神分析英国学派の境界例研究 幼少時の性的外傷体験がフラッシュバックした症例 「ひきこもり」の症状形成と時代精神 精神分裂病の精神分析療法 境界性パーソナリティ障害の治療 英国対象関係論における病理的パーソナリティの研究 精神病的パーソナリティの精神分析的研究、その概観 精神分析からみた統合失調症 境界性パーソナリティ障害症例記述
ひきこもりと過食嘔吐を主訴とした女性患者の精神分析的精神療法 パーソナリティ障害および病理的パーソナリティの診断、病理の理解と治療 対象関係から見た鼠男の治療要因 フロイト・ユング・エリクソン ウルフマンの夢について 科学的心理学草稿 ビオンの精神分裂病の病理学 現代クライニアンの動向 病理的組織化