目次
当事者特定責任の諸問題
当事者適格の機能領域
民事訴訟法29条の適用効果と法人格のない社団の当事者適格
通常共同訴訟の目的と共同訴訟人独立の原則の意義
共同訴訟的補助参加の課題
共同訴訟的補助参加人の訴訟行為について
片面的独立当事者参加の訴訟構造
確認の利益と対象適格の関係について
重複訴訟の制限と相殺の抗弁についての判例の変遷
民事訴訟における主張事実
法的観点指摘義務の類型化についての一試論
裁判官によるインターネット情報の収集について
私文書の真正の推定における証拠法則の再検討
文書の「所持」および「所持者」概念について
株主代表訴訟と文書提出命令
訴訟終了判決に関する一考察
簡易裁判所における「訴え提起前の和解」へのアクセスに関する覚書
一部認容判決に関する総論的覚書
ドイツ民事訴訟法における一時不再理について
訴訟物と確定判決の遮断効をめぐる一考察
口頭弁論終結後の承継人への既判力拡張論の現状
詐害行為取消請求訴訟の判決効に関する若干の検討
外国判決を承認する義務?
不利益変更禁止原則の趣旨をめぐる若干の考察
類似必要的共同訴訟と上訴
第三者による再審の訴えについて
第三者による再審における詐害性について
家事事件手続法における裁判所と当事者の役割
家事調停不成立後の家事審判への移行
家事審判の既判力
医療ネグレクトと審判前の保全処分
遺産分割審判における前提問題の処理に関する一試論
遺産分割の前提問題と訴訟手続の保障
共同相続人間の所有権紛争訴訟の訴訟物と既判力に関する一考察
預金債権の探索的差押え
面会交流の間接強制に関する若干の考察
形成訴訟における係争物の譲渡
仮の地位仮処分における保全の必要性について
人事訴訟手続〈離婚事件〉と破産手続の開始
破産債権の概念について
優先権の代位と倒産手続再考
破産財団と自由財産をめぐる立法政策と課題
対抗要件を欠く担保権の実行と偏頗行為危機否認
個人再生手続における清算価値の基準時
オーストラリアにおける個人倒産手続の枠組みと近時の改正の動向について
ESUGによるドイツ倒産法の改正とドイツ法からみた私的整理の多数決化