目次
物理学における時間
物理学における時間と時間の形而上学
物理学の概念を形而上学で塗り重ねてもすれ違いになるだけではないのか
時間の問題と現代物理
時間の「逆行」とはどのような現象か?
量子力学での因果関係と哲学的視点
現代物理学における「いま」
物理学者からの問題提起に答えて
物理にも哲学にも伝わっていないこと
客観的現在と心身相関の同時性
哲学者に考えてもらいたいこと
まず問いの共有を
時間に「始まり」はあるか
物理学者が哲学者の時間論を読むとこうなる
哲学者も物理学を無視しない
「スケールに固有」なものとしての時間経験と心の諸問題
非可逆的な時間は実在するのか?
自然を判定の鑑とする物理学
木には木の、森には森の描き方を
科学と哲学の間
時間論はなぜ「いま」の実在の問題となるのか
「いま」という時からの眺め
対岸からの視界