目次
平成が終わった今、江藤淳から何を受け取るか
「行動特徴ノート」から 江藤淳アルバム 江藤淳氏自死
『寒』かった江藤さん
崩落に抗して
谷崎賞の二作品 青空を待てなかった天才の最期 三島由紀夫「自決の日」 一九六〇年代を送る "科学的"言語論の試み 村上龍・芥川賞受賞のナンセンス 批評文学の百年 日本の家族
どのようにして批評家となるか?
江藤淳
江藤淳-存在の不安
劣情について 井筒先生の言語学概論 文藝賞・三島由紀夫賞選評〈抄〉 江藤淳『小林秀雄』
文学者の外国生活
政治的人間の研究
政治的モチーフは仮面か
江藤淳『昭和の文人』
江藤淳とその時代
轟々たる雷鳴に死す
十条の江藤淳
江藤淳の憲法論と天皇論
「アメリカ」と対峙する文明批評の将来
江藤淳と新右翼
動揺する精神
「冷戦」という忘却された地層
評伝作家としての江藤淳
江藤先生が教えてくれたこと
言葉にならない言葉
「文芸時評家」江藤淳は「痴愚とスリル」で決断する