目次
Ⅰ 作品をよむ近江荒都歌・近江歌 おうみこうとのうた おうみのうた吉野讃歌 よしのさんか留京三首 りゅうきょうのさんしゅ安騎野歌 あきののうた石見相聞歌 いわみそうもんか日並皇子挽歌 ひなみしのみこのばんか河嶋皇子挽歌 かわしまのみこのばんか明日香皇女挽歌 あすかのひめみこのばんか高市皇子挽歌 たけちのみこのばんか泣血哀慟歌 きゅうけつのあいどうのうた吉備津采女挽歌 きびのつのうねめのばんか狭岑島死人歌 さみねのしまのしにんのうた臨死歌 しにのぞむうた雷丘讃歌 いかずちのおかのさんか長皇子への献歌 ながのみこへのけんか羈旅八首・筑紫下向時歌 きりょはっしゅ つくしげこうのときのうた新田部皇子への献歌 にいたべのみこへのけんか巻三挽歌 まきのさんのばんか巻四相聞短歌 まきのしのそうもんたんかⅡ 人麻呂歌集をひらく人麻呂歌集の問題二つ人麻呂歌集山城の旋頭歌人麻呂歌集七夕歌の生態人麻呂歌集の「近江」表記について「高島の安曇川波は騒けども」の解釈をめぐってⅢ 表現世界−王権・性・道・中国文学・おもろ・琉歌柿本人麻呂と王権柿本人麻呂と性柿本人麻呂の「道」人麻呂と中国文学 挽歌的表現における「月」の比喩人麻呂吉野讃歌からおもろ・琉歌へ 「見れど(も)飽かぬ」の系譜