目次
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト 穴ノアル肉体ノコト 随筆家失格 私の著作展 校正について ポンカリ 少女と奇蹟 ホモセクシュアルについて 妄譚 ホラーの夏お化けの夏 人形師と飲む酒 私のハーゲンベック体験 装幀=菊地信義 来迎会を見る 水と火の行法 アンケート 初音がつづる鎌倉の四季 鰻町アングイラーラ 『夜叉ケ池・天守物語』解説 『我身にたどる姫君』雑感 『幻想のラビリンス』序 物の世界にあそぶ ストイックな審美家 植島啓司『分裂病者のダンスパーティ』序 『エトルリアの壺』その他 待望の詩誌 珍説愚説辞典 消えたニールス・クリム もっと幾何学的精神を ふたたび幾何学的精神を ポルノグラフィー 中野美代子『中国の妖怪』書評 ドミニク・フェルナンデス『シニョール・ジョヴァンニ』他書評 贖罪としてのマゾヒズム 河村錠一郎『コルヴォー男爵-知られざる世紀末』書評 遠近法の小説 クロソウスキー『バフォメット』推薦文 マリオ・プラーツ『肉体と死と悪魔』推薦文 生きた知識の宝庫 江戸の動物画 加納光於痙攣的な美 金子國義画集『エロスの劇場』推薦文 十八世紀毒の御三家スウィフト サド ゴヤ ルドン「ペガサス」 序モリニエ頌 加山さんの版画 島谷晃画『おきなぐさ』推薦文 オブジェとしての裸体について
小川煕『地中海美術の旅』推薦文 細江英公『ガウディの宇宙』書評 ロマン劇の魅力 「小間使の日記」映画評 吸血鬼、愛の伝染病 百五十年の歴史をたどる 写真家ベルメール 標本箱に密封された精神 石笛と亀甲について リゾームについて 星の思い出 鉱物愛と滅亡愛 南方学の秘密 獏の枕について 夢のコレクション 遊戯性への惑溺 変化する町 神田須田町の付近 変幻する東京 駒込駅、土手に咲くツツジの花 鎌倉のこと 中井さんのこと 東勝寺橋 さようなら、土方巽 玉虫の露はらい 回想の足穂 今さんの思い出 矢牧一宏とのサイケデリックな交渉 たのしい知識の秘密-林達夫追悼 お目にかかっていればよかったの記-齋藤磯雄追悼 私のバルチュス詣で ジャン・ジュネ追悼 ボルヘス追悼