のりぞうさんの書評 2017/06/13 1いいね!
奥さん、お待たせしました!
「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクター・嬉野雅道氏が綴る、珠玉のエッセイ第2弾!
『ひらあやまり』から約2年ぶり、待望の第2弾は、うれしー流・人生哲学書!?
読めば、人生観が変わる! ……かも、ですよ~。
私が何度も読み返しているのは、第8話、小学6年の夏、水泳大会に人生を見た男の話。
水泳が苦手だった著者が、なんとかいんちきして、出ないですまないかなと思っていた水泳大会。でもけっか出る羽目になって。その順番を待っている時、他人事が、自分のことになるということに、思い至ります。結果少年も、すぐに順番が来て、プールに飛び込む・・・それを、彼は父親が亡くなった時に思い出します。自分もいつか、そうなる・・・若い頃は年をとるのが怖かった。でもなぜだかしぜんと、そうなる、って言われると安心したような気持ちになりました。自然と。。こんな話がいっぱいはいっている、素敵なご本です♡奥さん、おかいなさい♡
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